O-リングテスト図

ある意味、テクニック集

う~、この記事のタイトルは悩みましたね(笑)

言いたいことは後回しにして、
先ずは皆さんにも試してみてほしい、実験があります。
と、言っても簡単な遊びのようなことですよ!

ちょっとした角度で

最初に、左手の親指と人差し指で「輪っか」を作ってください。

O-リングテスト

「輪っか」を作る。

次に、右手でも同様に「輪っか」を作り、

左手の「輪っか」に右手の「輪っか」を引っかけます。

次の写真のようにしてください。
鎖のように繋ぐということですね。

O-リングテストセット

しっかり繋ぐ。

では実験(遊び)開始です!

左手の「輪っか」に、しっかり力を入れます。

先ずは、右手の「輪っか」を「下」方向に引いて、
左手の輪っかを切ろうとしてみてください。

O-リングテスト下

右手を「下」に切る。

切れましたか?

左手の「輪っか」を作る親指と人差し指が、
力に負けて、離れましたか?

多分、切れないと思います。
左手にしっかり力を入れていれば、なかなか難しいと思います。

では、今度は次の写真のようにやってみてください。

O-リングテスト横

右手を「横」に切る。

左手も右手も、さっきと同じぐらいの力で、

今度は右手を横方向に切ってみてください。

どうでしょうか?

あっさり切れますよね?

左手の親指と人差し指が離れてしまって、
「輪っか」が壊れてしまいます。

これだけのことです。
同じように力を入れていても、ちょっとした「コツ」で、
ちょっと角度を変えるだけで、輪を切ることができるということです。

O-リングテスト

「O-リングテスト(オーリングテスト)」という言葉を聞いたことはありますか?
先にウィキペディアを貼っておきますね。

O-リングテスト

先程の「輪っかを切る実験」と似たようなことを使って、

患者に合う薬を選んだり、

潜在意識の奥の恐怖や不安を発見したり、

食べたり、身の回りに置くと、
病気や痛みが出る、「身体に悪いもの」がわかる

・・・・・・というテスト法だそうです。
O-リングテストと呼んでいなくても、似たようなテストを行う者がいて、
占い師に近いような「ヒーラー」から、残念なことに医師でも、O-リングテストを行う先生がいるようです。

O-リングテスト図

患者へのテストとして行われるO-リングテスト

どうやるかと言うと、

患者の体の異常がある部分を触ったり、

患者の空いたほうの手で有害な薬や食物を持つと、

患者の指の力が弱まりO-リングが開く、

とされる。

というもの。

一番最初の「実験(遊び)」をやってみた皆さんは、
これが「診断法」だと言われて信じますか?

コツさえわかっていたら、施術者の匙加減じゃないか!
って思いません?

ちょっと角度をコントロールすることで、
「合う薬」も、「身体に悪いもの」も、「病気の原因」も、
施術者が意のままに決められると思いませんか?

これは果たして「検査」として信用できるものでしょうか?
勿論、この「O-リングテスト」には科学的根拠はなく、トンデモの類です。
そう、「ニセ科学」、「ニセ医学」でしょうね。

仮に、指を引く角度は常に同じで、「コツ」を使っていないとしても、
その原理は「こっくりさん」と同じようなものでしょう。

O-リングテストばつまる

ちょっとした手の当て方で

次の動画を見てほしいのです・・・

テレビ番組で、ある治療法を取り上げた様子です。

どんな治療法かは、興味のある人だけ動画を見てください。

「施術前」と「施術後」で肩の可動域が大きく改善される…というシーンを切り取ったものが、次の画像です。

肩の可動域トリック

施術者の手の位置に注目…

ひろがった可動域ではなく、
施術者の右手の位置に注目してみてください。

押さえる位置ひとつで可動域が変わる

実は、「施術前」に施術者が右手を当てている位置を押さえると、
可動域が制限されます。
「施術後」は右手で押さえる位置がまったく違いますよね。

実はこのように、施術前後の「差」を演出するために、
ちょっとしたトリックを使うということは、筋肉や関節について少し知識がある者であれば、そんなに難しいことじゃありません。

動画を見ていただければわかると思いますが、
特殊な治療法の後には、普通のマッサージ施術も加えるのです。
上の「トリック」じゃないにしても、効果を発揮したのは「特殊な治療法」ではなくマッサージという可能性もあります。

「占い師」的なテクニックも

「占い師」に語弊があったらすみません。
言い方が見つからなくて…

「足裏のつぼ」で、足の親指の下の膨らんだところの下部、
=土踏まずの上方にある「つぼ」は、
「胃」に対応しているとされています。

だけど、そこは指圧すれば大概の人が「痛い!」ところなのです。
押せばイタキモチイイ、ポイントという意味では「つぼ」に違いありませんが。

マッサージ師や指圧師が「そこ」を刺激すれば、
ほとんどの人が「痛い!」と言うとしましょう、
「これは、胃ですねぇ~」と言われて、
「そんなわけはない!」と言い返せる人は、どれくらいいるでしょうか?

先ず漠然と「胃」だと言われ、
「食べ過ぎ?」、「飲み過ぎ?」、「冷たい飲み物?」、
「ストレスはありますか?」、「人間関係は?」、

・・・と、次々に聞かれたときに、
なんにも当てはまらない人って、そんなにいないのです。

これらは「何の」テクニックなのか

ある意味、テクニックなんですけど、
「治すためのテクニック」ではないんですよね。

上で紹介したのは、「儲けるためのテクニック」、
または、「相手をコントロールするためのテクニック」なんだと思います。

私は使いません。
嘘がつけないから。

術中に嵌める

「当てられた!」とか、

「目でわかる効果が!」とか、

実際にそうならば、その先生は凄い「能力者」だと思いますが、

「当てた、効果が出た、と錯覚させる為のテクニック」

というものがあります。

痛みや病に対して「プラセボ効果」や「心理作用」が効果を出すこともあるので、
あえて、術中に嵌まりたい、
あえて、ある先生の「ワールド」に入りたい、
という希望なのであれば、とめはしません。

ただ、そういった「心理作用」的なもので対処できるものには限界があることも知っていてください。
私はあくまで、科学的根拠のある施術をおすすめします。

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